※一部の内容について、守秘義務の点より修正させていただいている箇所がございます
まずは、お客様のご情報になります。
| 業種 | 中古自動車販売業 |
|---|---|
| 年齢 | 20代後半 |
| 前職 | 自動車関連 |
| 地域 | 秋田県 |
| 融資の目的 | 中古自動車の買付のための運転資金 |
| 金融機関 | 日本政策金融公庫 |
| 融資実行額 | 900万円 |
| 自己資金 | 500万円~1000万円 |
秋田県からお問い合わせいただいたお客様になります。
電話にて1時間程度無料相談をさせていただいた後、正式にご依頼いただきました。
事業計画書作成前に、秋田から弊所まで打ち合わせにお見えになってくださったのですが、
お会いさせていただくことで信頼関係を構築することができました。
打ち合わせにてヒアリングをさせていただいた事業内容をもとに、計画書は3営業日程で完成し、融資を申請していただきました。
融資申請後、面談が1週間程度で入りましたので、すぐに面談対策をみっちりと実施いたしました。
面談対策の効果もあり、お客様が万全の体制で面談に臨まれたことで、面談は非常に好意的に進み、審査結果を待つまでもなく融資が決まったと確信したようです。
その後、申請額満額の900万円の融資が実行されました。
お客様ご自身が自動車関連の業界で働くも、中古自動車販売業はしたことがなかったこと。
融資は不要ではないか?という理由による融資の減額または却下の恐れがあったこと。
お客様は直接的に中古自動車販売業はしたことがなかったものの、自動車業界にいたため人脈が豊富であり、その人脈が中古車の仕入、販路など大いに活かされることを強調し、事業計画書に記載しました。
また、経験不足を補うべく、販売チャネルを複数提案させていただいたり、創業初月より商品が売れることを想像させるための見込み客を、お客様の人脈の中からピックアップし、リストとして計画書に添付しました。
融資の希望額も限度額900万円と大きく、事業経験も少ないため、最初は小さく始めた方がよいのでは?と指摘される恐れがありました。
そこで、会社収益の安定化を早めるために資金が必要ということを強調しました。
『会社安定=安定収益→金融機関として安心』
金融機関としても、返済をしてくれれば、900万円の融資は、良い商品を売ったことと同じです。
そのため、900万円の融資があることで、その融資(900万円が)が会社の安定的な収益に寄与することを強調いたしました。
売上の推移につきましては、まずは、販売チャネルを複数あげました。
そして、各販売チャネルの精度(どれくらい有力な販路かということ)を検証し、販売数をチャネルごとに算出しました。
(各チャネルにおいて、見込販売数の予想を半数程度にしても収支が成立することを説明いたしました。)
日本政策金融公庫の創業融資においては、自己資金が大きなポイントになります。
自己資金は、申請者ご自身のお金のことです。
本件では、前勤務先からの支援によって自己資金を用意しておりました。そのため、前勤務先からの支援(資金)が返済の必要のない資金であることを書面を使用することで説明し、自己資金として認定していただきました。
以上、簡単ですが、本件における融資獲得のための懸念点とその対処方法についてご説明させていただきました。
本件を終えて、日本政策金融公庫は面談にて好意的なお客様にはかなり好意的であること、
逆に、面談時点で厳しい指摘を受けた場合は、融資の実行が難しいことが改めてわかりました。
当たり前のことを言っておりますが、言い換えれば、面談前にある程度の情報が担当者に入っていることを示しております。
つまり、形式的な要件(自己資金など)と事業計画書が融資実行の大きな決め手になるということです。