美容室にて1,000万円の融資を獲得!
※一部の内容について、守秘義務により修正させていただいている箇所がございます
ステータス
まずは、お客様のご情報になります。
業種 | 人材派遣業 |
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年齢 | 30代男性 |
地域 | 東京都 |
融資の目的 | 開業資金 |
自己資金 | 150万円 |
融資実行額 | 200万円 |
本件の特徴
人材派遣業には許認可が絡みます。今は特定派遣の免許のハードルは比較的低いですが、今後、そこは引き締められることとなりますので注意が必要です。
また人材派遣の特徴として、仕入れ(人材の確保)、販売(派遣先、紹介先)については、事業開始前に見えている必要があります。これを開業後に探す、また許可について、開業後に動くということは、資金調達を融資で考えている場合は避けましょう。
銀行が融資の審査をする場合、「計画性」という項目は非常に重視されます。ここが見切り発車のように見えてしまうようでは、融資は出ないことの方が多いです。一般的に5割を下回ると言われている融資申請において、それを上回る確率で融資を受けようと思った場合には、他社とどこが違い、どういう努力をしてきたのか?それをアピールできるように準備する必要があります。
まとめ
仕入れ先、販売先について、事業開始前に決めるためには、当然、当業界での事業経験が必要となります。従いまして、人材派遣業への新規参入で創業融資を得るということは、相当なハードルの高さとなります。
今回の融資については、そこを積極的にアピールすることで、融資を得ることができました。満額とならなかった理由は、もちろん様々なことが想定されますが、今一歩、事業計画に関する自信を持つことができなかった点があるのではないかと考えられます。